昨日、京都にある「みやこめっせ」にて、京友禅競技大会の審査員として参加してきました。
案内看板
この大会は今年で69回目を迎える大会です。
特別審査員と一般審査員が選出したもので、各賞が決められる大会となっています。
問屋、組合、小売店が審査員として多く参加している大会です。
会場の様子
手描き友禅、型染め友禅、インクジェットと色々な技法で、留袖、振袖、訪問着、小紋などの作品が展示されており、それぞれの分野から選出される様になっています。
「着物」と一言で言えば、同じ括りとして扱いがちですが、技法が変われば、かかる手間、労力、コストというのは全く異なってきます。この様に、大会を通じて作品を競っていくことは、とても素晴らしいことだと思います。より良い作品を作ろう!ということは、着物を着る人にとっては、メリットになるからです。
資本主義である日本では、競争があってはじめて成り立つものだと感じます。
企業もそうです。「競争無しに、成長は無い」と私はいつも自分自身に言い聞かせています。
それにしても、たくさんの素敵な作品を同時に短時間で見るのは、少し疲れるということが分かりました(笑)